鍵屋さんを呼んで壊れた窓ガラスの鍵を修理しました
ちょっとした事件が起きてしまいました。
前々から調子が悪いなとは思っていたんですが、窓ガラスの鍵(クレセント錠)がぐらついていて、ついに先日壊れてしまいました。
我が家のある場所は決して都会ではないので、鍵修理の業者が見つかるかなと不安な思いをしていたんですが探してみると、全国対応の鍵屋さんを見つけたのでさっそくスタッフの方に出張してもらいました。
対応もよく作業も丁寧に行ってくれて、無事に窓ガラスの鍵は直りました。
清潔感があってとっても親切な鍵屋さんだったので、みなさんも鍵のトラブルが起こった時はその鍵屋さんに頼んでみてはいかがでしょうか?
スワロフスキーの歴史展~スワロフスキーというガラス~
去年の話になるのですが、阪急うめだ本店にて開催されていた「SWAROVSKI SPARKLING SECRETS」展に行ってきました。
この展覧会は、スワロフスキーの歴史を紐解くというコンセプトで開かれたもので、会場にはこれまで作られてきたスワロフスキーの様々な作品が展示されており、とても見応えのあるものとなっていました。その中のいくつかを紹介します。
上の写真はレディ・ガガが衣装として着用した。コルク製のブーツです。コルクで出来たブーツというだけで、すでに十分個性的なのですが、さらにこのブーツのヒール部分にはスワロフスキーがあしらわれていて、より一層のオリジナリティを持たせてありまよね。
続いデュラン・デュランのミュージックビデオ用に制作された、スワロフスキーが貼り付けてあるマイクとギターストラップです。ストラップの方は通常のシルバーですが、マイクの方は金色?のスワロフスキーが使われており、黄金色の輝きを放ってますね~。
最後にスワロフスキーのロゴにもなっている、白鳥の形をしたクリスタルガラスです。昔から思っていたんですが、白鳥というモチーフにはこういう透明な素材がよく合いますよね。
会場には、この他にも沢山のスワロフスキーが展示されていました。
スワロフスキーのお店にも行ってみたくなりますね。
流氷硝子館〜行ってみたいガラスのミュージアム〜
北海道は網走市には「流氷硝子館」というガラスのミュージアムがあります。施設のすぐ近くには網走川が走り、同時にオホーツク海にも面しており、「流氷」という言葉を冠した施設名に非常にマッチしていますよね。
また、「流氷」とそれに続く「硝子」という言葉が相乗効果となって、よりクリアな感覚を想起させます。暑い時期や場所に涼を与えるガラス風鈴やガラスの金魚鉢などは、暑さの対比となるものですが、寒い地でのガラスはその冷たい空気の静謐なイメージと相まって、あるいは白い雪の清浄さとシンクロして最上級の透明感を私の感性に与えてくれます。この施設名一つをとっても、実に計算しつくされているなと感じます。
この施設においては、世界で一つだけの自分のガラスを作れる「吹きガラス体験」、海風を頬に感じながらお茶や食事を味わえる「シーニック・カフェ 帽子岩」、そしてもちろんお土産にもぴったりな、こちらで制作された花瓶や食器などのガラス製品を多数取り揃えた「マーケットプレイス」があり、流氷硝子館を存分に楽しむことができます。
さて、その活動の一つとして、流氷硝子館は野村興産によって無害化処理された、近隣の企業や自治体が排出した蛍光灯のガラスカレットを原料として製品を制作しています。これらの製品は「エコピリカ」と称され、その由来は「エコロジー」の「エコ」と、アイヌ語で「正しい、美しい」を意味する言葉、「ピリカ」を繋いだ造語だそうです。
さらにガラスの溶解炉や機械などから出る熱を利用して館内を温めており、これら環境に配慮した姿勢には、一現代人として本当に頭が下がります。「地域に根ざす」を目標としたミュージアムは数あれど、施設や製品のネーミング、寒い地域だからこそより効果的なエコな暖房、そしてある意味では地産地消なエコピリカなど、これほど地域と一体化しているミュージアムは珍しいのではないでしょうか。
そんな流氷硝子館について、詳しくは下記のオフィシャルサイトをご覧下さい。
流氷硝子館(Ryu-Hyo Glass Museum)
廃蛍光灯をリサイクルした硝子原料を使用した硝子アート作品の制作・展示・販売、制作体験。
URL:http://www.ryuhyo-glass.com/
今年の夏休みあたりに訪れてみたいですね。(^ー^)
西梅田のルイ・ヴィトン〜ガラスの建物〜
去年大阪の西梅田に行った時、世界的にも有名なブランド「LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)」の大阪ヒルトンプラザ店の近くを通りかかりました。いやー、長年大阪に住んでるんですが、恥ずかしながらここにルイ・ヴィトンのショップがある事を知りませんでした。(^^;)
私が惹かれたのはもちろん、ガラスを用いたその建築デザインです。
銀色をした無数の金属板や金属棒が、透明度の高いガラスの中を走り、幾何学的であり近未来的な模様を織りなしています。菱形の角度はもしかして、VUITTONのVとかを表しているのでしょうか?多分違いますよね・・・。(^ー^;;)
また、ショーウィンドーの中にはこれまたガラスと関係の深い、鏡を使った動物のオブジェらしきものがありました。写真はその中の虎です。この縞模様は、すりガラスのような技法でつけたのでしょうか。
世界トップクラスのブランドだけあって、お店の全てにおいて強いこだわりを感じられますね。
萩ガラス工房〜行ってみたいガラスのミュージアム〜
【萩ガラス工房】は山口県萩市笠山にあるガラス工房です。国内で唯一内ヒビガラスを製造・販売。
みなさんは、「萩ガラス」というガラスをご存知でしょうか?時は1860年の幕末に長州藩(現在の山口県)の科学者であった中嶋治平という人物が、萩で取れる水晶石を原料とし、江戸の切子職人を招いてその高い技術でもって製造を始めた、萩独自のガラスです。丹念に創り上げられたそのガラスの美しさは、当時の朝廷からも高い評価を受け、また、著名な高杉晋作ら幕末の志士達も萩切子ガラスを酒やワインの杯として愛用していたとされています。
このように沢山の人々に愛されていったであろう萩硝子でしたが、時代の動乱や施設の消失により、世に出ることわずか数年でその姿を消してしまう事になります。
いつしかその存在を忘れ去られていた萩ガラスでしたが、やがて時代は流れ150年の時を超えた現在、中嶋治平の記した古文書や記録を用いて、「萩ガラス工房」の手によって現代の世界に蘇りました。
日本のガラス史に、非常に深い関わりを持つガラスが時空を超えて復活するなんて、ロマンのある話ですよね。
また、「萩ガラス工房」では、新たなる境地を切り開く「創開」、大地の恵みに命を吹き込む「創造」、最後に磨かれし独自の技「独創」という三つの「創-SOU-」をコンセプトに掲げ、日々素晴らしい萩ガラス造りが行われています。私もこの「創」という漢字が好きなので、非常に共感できるものがあrます。
写真を見たのですが個人的には、国内唯一こちらでのみ生産されている「内ひび貫入りガラス」がとても気になっています。ガラスのヒビが装飾として利用されていて、貫入が変化していく過程が楽しめるなんて本当に魅力的です。このブログのタイトル「ガラスノヒビ~日々、あるいは、罅~」にも合ってますしね。(笑)
上部の工房にて行われている「萩ガラス体験教室」にもいつか参加してみたいです。詳しくは冒頭のバナーよりアクセスしてみてください。
大阪市中央公会堂の窓ガラス
去年の12月に中之島にある中央公会堂に行ってきました。赤レンガに水色の屋根で、ヨーロッパより伝わってきたネオ・ルネッサンス様式の建築は歴史的な建築物として高い評価を受けています。また、その佇まいから私の大好きな大正レトロの雰囲気を味わう事ができ、当時の大阪の町に思いを馳せてきました。(笑)この日は特殊な機械を使って、外から中央公会堂に光を当て、その建築デザインに合わせた映像を映し出す「マッピング」というものを見てきました。さらにヨーロッパ人の人たちが演劇のチラシを配っており、公会堂内部のホールで無料の演劇を行っているということだったので、こちらも鑑賞してきました。
さて、中央公会堂は1911年に大阪の株式仲買人であった岩本栄之助の寄付をきっかけに建設事務所が設立され、1913年に着工、そして1918年に念願の竣工となりました。
一枚一枚の窓ガラスにももちろん風情を感じるのですが、私は特に3階?部分の左右の円形のガラスと、そして中央最上部の半円形のガラスがとても好きです。この建物を外から眺めていると、自分が生まれるはるかに昔の時代のものなのに、不思議となぜかノスタルジックな気持ちになってしまいます。