ガラスノヒビ~日々、あるいは、罅~

タイトル「ガラスノヒビ」は「ヒビ割れ」のヒビとかけてます。イマイチですかね。(^^;)ガラス好きの管理人が、様々なガラスについて綴っていきます。

伊豆高原 陶磁・ガラス美術館 やんもの木~行ってみたいガラスのミュージアム~

最近ますます寒くなってきて、外に出るのもおっくうですね。このブログを読んで下さっているみなさんは、風邪などひかれていないでしょうか?

さて、今日から勝手に当ブログでの新シリーズの記事を始めようと思います。すでにタイトルにも書いてあるのですが、その名も「行ってみたいガラスのミュージアム」シリーズです。
調べてみると日本各地には実に沢山のガラスに関わる美術館・博物館・工房などがあり、芸術品や工芸品としてのガラスの良さを伝えると同時に、その地域の町興しに一役買っています。

私は通常の美術館ももちろん好きで、特に居住している大阪を中心に関西の展覧会をたびたび鑑賞しに出かけます。しかし、これからは遠くにも足を伸ばして前述したような主にガラス作品を展示しているミュージアムにも行ってみようと計画しています。

そんなわけでこのシリーズは、私がいつかは行ってみたいと思っているガラスのミュージアムについて、勝手に紹介していこうというものです。もし読者のみなさんの中で、このシリーズで紹介したガラスのミュージアムのお近くに住んでおられる方がいらっしゃいましたら、管理人としては非常に羨ましいです。ぜひ訪ねてみてくださいね。説明終わり!

それでは記念すべき第一回目に紹介させていただくガラスのミュージアム、「伊豆高原 陶磁・ガラス美術館 やんもの木」について。

静岡県伊東市伊豆高原にある「やんもの木」は、伊豆高原駅近くの桜並木通りに面しており、春に訪れるとガラスの他に桜も楽しめるというロケーションに位置しています。もちろん高原ですので、春以外の季節でも訪問者には豊かな自然が四季折々の表情を見せてくれる事でしょう。

肝心の展示物ですが、岩田久利氏のような国内のガラス工芸作家の作品に加え、古代中国や朝鮮のガラス製品や陶磁器など、史料的価値が非常に高いものまで数多く展示されています。
いくつか挙げさせていただくと、中国の清の時代に流行した嗅ぎ煙草を入れておく容器、その名も「鼻煙壷(びえんこ)」や高貴な身分の人物が装飾品として用いていたとされるガラス製のトンボ玉などが展示されているようです。
また、多彩な色ガラスで作られた鳳凰や赤色ガラスの香水瓶なども置いてあるようで、写真を少し見ただけでもわくわくしました。

ミュージアムショップでは「やんもの木の」特色を活かしたガラス製のとんぼ玉ネックレスや陶磁器、バッグなどが売られております。こちらも日本だけでなく、中国に加えてルーマニアやヴェネチアなど、世界各地の文化や伝統が息づいているお土産が豊富に取り扱われているようなので実に楽しそうですね。

伊豆高原 陶磁・ガラス美術館 やんもの木」のホームページを見た人には、入館の際に特典があるようです。
URLは下記です。
http://www.yanmonoki.com/