ウランガラス~妖しく光りを発するガラス~
※上の画像はイメージです。
「透明な材質であるガラスは明るい太陽や電気の光が当たる事によって、よりその繊細な美しさが際立つ。」というのが、これまでの私の認識でした。しかし、そんな既成概念を打ち破る不思議なガラスが世の中にはあったんですね。
最近初めて知ったのが、ガラスに微量のウランを着色剤として混ぜたウランガラスの存在です。このウランガラスは通常は色つきのガラスなのですが、暗いところで紫外線を当てると蛍光の緑色の光を発し、今日では収集家向けに製造されているみたいです。こんなに綺麗に光るガラスであれば、集めたくなる気持ちもわかりますよね。私もこれから集め始めたい気分です。(笑)
さて、このウランガラスですが日本でも戦前の大正から昭和にかけて、大量に生産されていました。用途は食器や工芸品に用いられる事が多かったようです。
幼い頃からのガラス好きなのに、こんな素晴らしいガラスがあることを知らなかったなんて本当に恥ずかしく、同時にもったいないなと感じました。(^-^;)また、ウランガラスという事で、放射線による人体の影響を懸念する方もいらっしゃられるかもしれないのですが、ウランの使用率は全体の1%程度なので人体に悪影響を及ぼす可能性は、基本的にわずかだと考えられています。
このウランガラスには同好会もあり、ウランガラスに関する展覧会などの様々なイベント情報を配信されているみたいです。
こちらのサイトでは、実に豊富なウランガラス関連の情報が掲載されています。
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ウランガラス同好会HP
http://uranglass.gooside.com/