ガラスノヒビ~日々、あるいは、罅~

タイトル「ガラスノヒビ」は「ヒビ割れ」のヒビとかけてます。イマイチですかね。(^^;)ガラス好きの管理人が、様々なガラスについて綴っていきます。

大阪市中央公会堂の窓ガラス

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去年の12月に中之島にある中央公会堂に行ってきました。赤レンガに水色の屋根で、ヨーロッパより伝わってきたネオ・ルネッサンス様式の建築は歴史的な建築物として高い評価を受けています。また、その佇まいから私の大好きな大正レトロの雰囲気を味わう事ができ、当時の大阪の町に思いを馳せてきました。(笑)この日は特殊な機械を使って、外から中央公会堂に光を当て、その建築デザインに合わせた映像を映し出す「マッピング」というものを見てきました。さらにヨーロッパ人の人たちが演劇のチラシを配っており、公会堂内部のホールで無料の演劇を行っているということだったので、こちらも鑑賞してきました。

 

さて、中央公会堂は1911年に大阪の株式仲買人であった岩本栄之助の寄付をきっかけに建設事務所が設立され、1913年に着工、そして1918年に念願の竣工となりました。

 

一枚一枚の窓ガラスにももちろん風情を感じるのですが、私は特に3階?部分の左右の円形のガラスと、そして中央最上部の半円形のガラスがとても好きです。この建物を外から眺めていると、自分が生まれるはるかに昔の時代のものなのに、不思議となぜかノスタルジックな気持ちになってしまいます。

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